| 資金の確保に物件探し、お店の内装・外装のデザイン決め、かき氷機や冷蔵庫、冷凍庫など調理に必要な設備の用意、メニュー決めや営業許可の申請などかき氷屋さんを開業するためには必要な準備が多く、みなさん試行錯誤しながら進めていきます。そんな決めることがたくさんある中で頭を悩ませやすいのが、かき氷の値段設定です。今や1,000円前後のかき氷が珍しくないので、儲かりたいから値段は高くしたいけれどお客様に買ってもらわなければ意味がありません。そのため、まずは開業するお店の近くにあるライバル店や他の飲食店のデザートの値段を把握することをおすすめします。長く続いているお店や人気のお店は料理の内容と値段が周辺地域の客層にあっていることが予想されるため参考になります。販売予定のかき氷と似たかき氷が売られている場合は、どれくらい売れるかの予想がつきやすいです。また、近くのお店の値段を把握することは、あえて小さい量にして安い値段にしたり、反対にトッピングを豪華にして高めの設定にしたりとメニューを考える時にお店の特色が作れて他店と差がつけやすいというメリットがあります。食材にこだわるため通常よりも高めの値段設定にしたい場合は、女性客や子連れの家族は食材の産地を「どこだろう」と気にする方が特に多いので「○○産のいちご」や「○○の天然氷」など産地を発信すると「こだわっているのならちょっと高いのも納得」という感覚になりやすいでしょう。ホームページやSNS等における食事やデザートの検索は当たり前の世の中なので、上手く活用して情報を集めたり発信してみてください。 |
