かき氷屋さんを始める!氷の種類や仕入れ方法について解説

かき氷が人気となるお店で使用されている氷は天然氷が純氷(じゅんぴょう)のどちらかであることがほとんどです。まず、天然氷は山奥に作られた池で冬の厳しい寒さを利用して丁寧に作られた氷のことです。ゴミや葉っぱなどを何度も取り除きながら天然水をゆっくりと凍らせた天然氷は気泡や不純物がない綺麗な透明の氷となり、水分子同士ががっちりと結合しているため家庭の冷蔵庫で凍らせる氷よりも固くて溶けにくい氷になるのが特徴です。次に、純氷とは衛生管理が守られた製氷工場で飲料水を凍らせた氷のことです。純氷も良質な水をカルキや不純物を除いて48時間以上かけてゆっくりと凍らせて作られた氷なので氷が固く透き通っています。ふわふわの氷にする秘訣は可能な限り氷を薄く削ることなので、美味しくて固い氷はかき氷屋さんで重宝されています。仕入れについては、天然氷は蔵元から直接仕入れることが可能です。現在天然氷の蔵元は日本で5軒しかないことから、天然氷を使用したかき氷は「特別な氷」という付加価値から価格設定を高くできる傾向があります。純氷は製氷会社から仕入れることができ、扱っている会社も多いです。どちらの氷も安心品質で美味しい氷であることは間違いないので、予算やお店の販売形態にあった氷を選んでみて下さい。
         
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