◎かき氷が愛されている歴史・・・かき氷の起源をさかのぼると、古代中国や古代ローマでは既に氷菓として存在し、日本でも平安時代には貴族たちにかき氷が親しまれていました。
１８６９年に横浜で最初のかき氷店がオープンしましたが、この頃は氷を削って甘味料をかけただけのシンプルなものでしたが、時代と共に進化し、カラフルなシロップや練乳などが加わっていきました。
昭和に入って、家庭用のかき氷機が販売されるようになってからは、多くの人にとって“夏=かき氷”と連想されるくらい、お祭りや自宅で味わうようになり、現代では進化系かき氷と呼ばれる新しい形のかき氷が次々に誕生しています。

◎かき氷が売れる理由・・・古くから愛されているだけあって、世代を問わず夏の好きなスイーツランキングには必ず上位に入っています。
手軽に食べられることや、熱い身体を瞬時に冷やしてくれるところ、そして味のバリエーションの豊富さなども売れる理由です。
また、新しいかき氷を求めて年々消費者の期待も需要も伸びていますし、美味しい物にはお金をかけたいという高級志向の人も増えているので、夏の売上アップに貢献してくれます。