夏だけかき氷屋さんに変身!純氷は天然氷とは違うのか?  

◎天然氷とは・・・気温が氷点下を上回る11月下旬あたりから、氷池と呼ばれる人工の池に山水を引き入れ、約2~3週間かけて自然の寒さで凍らせて製造しています。
毎日丁寧に塵などを取り除いていることと、冬になるとマイナス5℃前後という気温になって不純物が押し出されるので、透明度の高い氷に仕上がります。
天然氷は溶けにくく、柔らかいという特徴も持ちます。

◎純氷とは・・・清潔な工場で水道水をろ過し、そして殺菌して不純物を排除した後、原水を容器内でマイナス10℃にして72時間、ゆっくりと凍らせて製造しています。
大きく均一に並んでいる氷の結晶ができ、透明感のある固くて溶けにくい氷に仕上がります。

◎共通点・・・どちらも家庭用の急速冷凍する製氷機で作られた氷と違って、気泡や塩素などの不純物が入っていない透明度の高い氷である点と、簡単に溶けにくいという点が挙げられます。

~違い~
金額・・・天然氷の方が希少価値は高く、製造量が少ないので3~4倍ほど金額が高いです。
氷が出来るまでの時間・・・天然氷の方が、圧倒的に氷が出来るまでの時間と手間が多いです。
味・・・天然氷が口当たりまろやかで、純氷はややさっぱりしていると感じる方が多いようです。

         
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