どんな資格が必要?かき氷の販売で他店と差別化するためには

かき氷販売をするならば、すべての飲食店や食品を扱う事業者にお店での設置が義務づけられている「食品衛生責任者」の資格をとる必要があります。この資格は食中毒などによる営業停止などのリスクを未然に防ぐための大切な職務を担います。お店に1人常駐していれば良いので、経営者本人がとらなくても大丈夫ですが、1店舗に1人なので複数の店舗を展開する時は1人が兼任することはできないので気をつけましょう。食品衛生責任者の資格は半日ほどかかる講習会と小テストを受講すれば受講修了書と食品衛生責任者手帳がもらえます。この受講修了書が食品衛生責任者の資格を取得したという証明になるので失くさないようにしましょう。このように、かき氷の販売のためには資格取得やお店の準備で忙しくなりますが、早いうちからメニューの検討は必須事項です。夏はかき氷を販売するお店が増えるので、他店と差別化したかき氷を売ることが「食べたことないから食べてみよう」という集客につながりやすいからです。お店のオリジナルかき氷を作ることは意外と簡単で、シロップを手作りしたり、飾り付けする果物の切り方を工夫するだけで他店と差がでます。ただし、手作りクッキーを添えるなどお菓子の製造にあたる調理をする場合は、菓子製造許可が必要となります。どんなかき氷を提供するかで必要な設備や許可が異なることがあるので、後から失敗しないように早めに保健所に確認することをおすすめします。
         
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