夏は「さっぱりしたものを食べたい」「冷たいものが食べたい」という傾向になりやすいことから、カフェや甘味処だけでなく定食屋でもかき氷の販売が増えています。特に定食屋ではアイドルタイムと呼ばれるランチを過ぎてディナーが始まるまでのお客様が少なくなる暇な時間帯にかき氷を販売して売上をUPしているお店も多いです。また、手の込んだデザートだと従業員の負担が増えるので、機械があれば誰でも簡単に美味しく作れるかき氷は定食屋向きといえます。どんなかき氷が購入されやすいかは、やはりふわふわとした氷の食感が楽しいかき氷と果汁たっぷりのシロップが人気です。ふわふわの氷は氷屋が扱っているブロック氷を薄く削れる刃のついたかき氷機があれば何杯でも作れるため、難しいテクニックは必要としませんし、氷にかけるシロップやトッピングの種類を少なくすれば作業は楽になります。例えば、お店で提供している料理が濃い味だったらシロップはさっぱりとした甘さに、自然な味がウリの料理であるのならば、濃厚な果汁の甘さを感じるシロップにするなど味を工夫すると良いでしょう。これからかき氷の販売を考えているのならば、最初はあくまでも本来の料理の提供の邪魔にならない作業で作れるかき氷でお客様の評判をみてみるのもおすすめですよ。 |