夏だけかき氷屋さんに変身!何を基準に値段を決める?   【辞書】

~値段を決める考え方~
・ペネトレーションプライシング。
市場浸透価格と呼ばれるもので、低価格に設定して広くマーケティングを狙う考えです。
最初は低価格で提供を始めて、後から状況に応じて上げていくことも出来ます。
・スキミングプライシング。
上層吸収価格と呼ばれるもので、高価格に設定することで高い利益率を狙う考えです。
こちらは、“高くてもこのかき氷を買いたい”と思ってもらえるようなターゲット層を想定して行います。

~計算によって決める~
・原価率・・・代表的な考え方ですが、かき氷一杯あたりの原価率を導き出すことで販売価格を決めていきます。
目安として30%を基準にするのが良いとされています。
・予定利益率・・・こちらはまず、どのくらい利益が欲しいかというところから決める逆算の考え方です。
原価を変えないのであれば、価格を上げることで利益率は上がります。

◎市場調査が重要
まずは自分の出したいかき氷と似たテイストで販売している競合他店の値段を参考にしましょう。
また狙っているターゲット層やお店のコンセプト、かき氷のジャンルによって設定金額も変わります。
最低限の原価率を確保しつつ、方向性を崩さないような値段を決めていきましょう。

         
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